皆さんこんにちはこんばんは。
今回は漫画「風都探偵」を紹介します。
特撮好きな方ならもうご存知、仮面ライダーWの正統派続編コミックのことです。
2021年9月時点で11巻まで発刊されています。
青年誌連載ということもあり、女性の乳首の露出、バラバラ遺体の描写など、大人向けの描写も多いです。
「もうW知ってるよ!見たことあるよ!」って人でも、まだ読んだことない人には是非見てもらいたい漫画です。
ストーリーは仮面ライダーW本編終了後の風都という街が舞台です。
ここでは度々、ガイアメモリという地球の記憶を抽出した、特殊なアイテムを使った超常犯罪が起きていました。
そこで鳴海探偵事務所の探偵である左翔太郎、相棒のフィリップ。風都署の超常犯罪捜査課の刑事照井竜は、それぞれ仮面ライダーWと仮面ライダーアクセルに変身して、メモリ絡みの事件を解決していきます。
この漫画最大の魅力としては、本編後のキャラクターの掘り下げが行われていることです。
主人公の1人、左翔太郎。彼は何故鳴海探偵事務所の探偵になったのか。そしてテレビドラマ本編では描かれなかった、彼の過去が明かされます。
反面、過去が明かされているフィリップや照井は本編後の彼らの心境や、周りの生活が描かれています。
そして風都探偵では、翔太郎の過去の掘り下げに伴い、ジョーカーメモリの真の力も明らかに。どうして左翔太郎はジョーカーだったのか。ただ単に相性がよかっただけ、ではないようです。
ジョーカーメモリだけでなく、メモリを使った新技。またVシネマ限定フォームの再登場。Wの新フォームも続々登場しています。
漫画オリジナルキャラクターも見所です。
ドラマでは風都にガイアメモリをばら撒く、ミュージアムという組織が主な敵でした。
漫画ではミュージアムの遺したガイアメモリを悪用した新組織、通称「裏風都」が主な敵です。
11巻現在では裏風都の目的は明らかにされていません。
わかっていることは、彼らは通常の方法では入ることのできない風都そっくりの街「裏風都」を作り、その街を少しずつ拡張しているということです。
幹部クラスは4人ほどですが、ミュージアムに匹敵するほどの戦力規模であり、ライダーサイドを常に警戒させています。
漫画オリジナルのメインキャラクターも魅力的です。
裏風都から狙われる謎の美女ときめ。彼女は記憶を失っており、漫画最初の事件後探偵助手としてライダーサイドと共に歩み始めます。
彼女は自らの正体に葛藤しながら、高い運動能力で事務所メンバーの窮地を救っていきます。(あとおっぱい要員)
裏風都のリーダー格、万灯雪侍。裏風都の住人から慕われる彼は、ライダー達を最大の障壁とし、接触を極力避ける指示をしています。ですが、目的のためならライダー達への依頼も厭わない柔軟な態度も持ち合わせています。
彼はときめの過去を知っており、ときめを大切な存在だと公言しています。
この他にも、オリジナルキャラクターはたくさん登場します。
特に裏風都サイドの幹部は癖のあるキャラばかりです。
さて、ではドラマ本編を観ていない人は楽しめないのかというと、漫画だけ読んだ人にはきちんと振り返りエピソードがあります。
sの肖像というエピソードは、翔太郎の過去の掘り下げがあるエピソードです。ここでは万灯がミュージアムの資料を読み返すことで、未視聴者にも仮面ライダーWはどんな活躍をしたのかが紹介されます。
万灯が仮面ライダーを最大限警戒する理由が理解できると思います。
まぁ観てもらった方が絶対楽しめるので、ぜひ視聴してから、観ていただきたいです。
でも、全49話、劇場版2本、Vシネマ2本全て観るのはなかなか大変ですよね。
2022年のアニメを観てから、もし興味が出たら本編を観ていただけたら嬉しいです。
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