何故アギレラはさくらに執着するのか(ネタバレアリ 仮面ライダーリバイス)

門田ヒロミィ!何故デッドマンがフェニックスに侵入できたのか!何故侵入者がバリッドレックスバイスタンプの名前を知っていたのか!何故未調整のマンモスバイスタンプが入手できていたのかァ!その答えはただ一つ…司令官がデッドマンだったからだァ!!!!

衝撃の展開の連続であった、12/12放送の仮面ライダーリバイス14話。

一輝が説教されたことなんかすっかり霞む怒涛のラスト5分でした。


さて、12日放送でもデッドマンズの女性幹部、アギレラが「最後の(生贄の)1人はさくらちゃんがいいな〜」なんて言ってました。
アギレラはさくらが仮面ライダージャンヌになる前から、さくらをデッドマンズに勧誘していました。
さらに言えばさくらが仮面ライダーになっても、脅威としてではなくむしろ歓迎しているような雰囲気さえありました。

「アギさくてぇてぇ〜」で済ませるんじゃなく、劇中でのアギレラとさくらとの接点が現時点でとぼしいこともあるので、メタ的観点から考えたいと思います。


・考察前提

まず大前提として、今作仮面ライダーリバイスは仮面ライダー生誕50周年記念作品ということが挙げられます。

それは主人公一輝の使用するリバイスドライバーやスタンプ、フォームにも過去作の意匠が散りばめられています。
そしてそれ敵組織であるデッドマンズの幹部も、それぞれウルフデッドマンが原点ショッカーにおける改造人間狼男。ダイオウイカデッドマンは改造人間イカデビルがモチーフであると言われています。
また、味方ライダーも初代仮面ライダーの怪人がモチーフです。
というのも、原作漫画仮面ライダーでは本郷猛は蜘蛛男、蝙蝠男、コブラ男&ヘビ姫メドウサという順番で戦っています。
これは今作リバイスでは蜘蛛モチーフの仮面ライダーデモンズ、蝙蝠モチーフの仮面ライダーライブ(エビル)、コブラモチーフの仮面ライダージャンヌに引き継がれています。

話をデッドマンズ視点に戻します。
テレビシリーズのショッカーでは、狼男、イカデビル。そしてもう1人、ガラガラヘビモチーフのガラガランダという怪人が幹部クラスで登場します。
前述した通り、狼男とウルフデッドマン、イカデビルとダイオウイカデッドマンが相対しているならば、ガラガランダと相対したデッドマンにアギレラが変身する可能性がファンの間では想像されているのです。
また、余談ではありますが新幹部カメレオンデッドマンは、仮面ライダーにおけるゲルショッカーの幹部ヒルカメレオンがモチーフと考えられます。


・ガラガランダについて


ガラガランダとはショッカー最後の大幹部であり、ショッカーに身も心も捧げた人物でした。
人間態では地獄大使として、多くの作戦指揮を執り、ライダーを苦しめました。
ただ、死神博士=イカデビルとは折り合いが悪く、互いに牽制し合う仲でした。
最後はショッカーがゲルショッカーへと再編される折に、自らの立場が危うくなったためにショッカーを裏切ったふりをして1号と接触。
ガラガランダへと変身して最後の戦いに挑みますが、敗北。
「ショッカー軍団万歳!」の叫びと共に爆散し、生涯を終えます。
その壮絶な最後は、当時ビデオ視聴した私の脳に強く印象付いています。


・デッドマンズの姫はガラガラヘビなのか?

前述の予想では「アギレラはガラガランダ枠に収まるのでは?」という推察ができました。
実際、ギフに陶酔する姿はショッカー首領に全てを捧げた地獄大使の姿と重なるものがあります。
ですが、14話でのラストを見る限り自分が生贄の1人であることに明らかな動揺を見せていました。
これが地獄大使なら、DIOのために自らの首を切り落としたヴァニラアイスのような忠誠心を見せてくれるはずです。
そこで今回の反応を見るに、「彼女はガラガランダではなくヘビ姫メドウサではないか?」という考えに至りました。
すると何故コブラ男枠の仮面ライダージャンヌに執着するのか、それはコブラ男のパートナー怪人だったからというメタ推理が立ちます。
ガラガランダもメドウサも同じヘビ怪人。ファンのミスリードを狙うにはうってつけではないでしょうか。
実際初代仮面ライダーをリブートした作品、「仮面ライダー The First」でも、コブラ&スネークという男女コンビで活躍しているので可能性はあると思います。


ジャンヌとアギレラが並び立つ時、それはさくらが闇に堕ちた時か。それともアギレラがデッドマンズから抜け出した時か。
それとも永遠にその時は来ないのか。
楽しみに今後も視聴していきたいと思います。


え?メドウサ枠はラブコフ?そんなぁ〜!

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