ヒロミさんが崖から落ちて行方不明になりましたね。
特撮で崖から落ちるのは生存フラグなので、特撮ファンもとい門田ヒロミファンの皆様は安心しておられることでしょう(?)。
オルテカや長官の暗躍、狩崎の思惑など、色々考えるところ、考察する余地はあります。が、今回はついにさくらと接触し、物語に関わってきた牛島家、もとい新組織「ウィークエンド」について考えたいと思います。
ウィークエンドの目的
現在明かされているウィークエンドの目的。
これは牛島太助の言葉通り受け取るならば「悪魔の撲滅」であり、同話で同じく目的が明らかとなったフェニックス(こちらは人類から悪魔を切り離し、人類を更なる段階へ進化させること)と同じように思えます。
しかし、ウィークエンドはフェニックスを信用しておらず、場合によっては徹底抗戦するということを明言しています。
でありながら、戦力はフェニックス由来のリベラドライバー一本。かつ、現状は正式メンバーでないさくらに頼っている状態。
そもそも「場合によっては」なので、目的が違わねば共闘する可能性もあるかも。
なんにせよフェニックスがきなくさいというのは視聴者も同じ意見。実際この回ではフェニックス長官がオルテカと通じていました。
…これカメレオン潜入させた意味ありました?
劇中における牛島家の行動
牛島家自体はストーリーにおける8話、まだカゲロウ(仮面ライダーエビル)が正体を五十嵐家に明かす前から、不穏な動きをしていました。
さらにいえば牛島家自体、1話時点で幸せ湯の常連客です。
と、言うことは一輝たちが仮面ライダーとして活躍するよりも前の段階から、何らかの目的で五十嵐家に近づいた可能性が高いです。
ここで現在明かされている伏線、「五十嵐元太の心臓がないこと」「ギフのミイラから心音に似た鼓動があること」を考えると、そもそもが五十嵐家という家系を標的に集められたメンバーとも考えられます。
上記のフェニックスへの対抗というのも、実際はさくらを仲間に引き入れるための嘘とも考えられるでしょう。
科学力と戦力
肝心の戦力は、現在はある程度の武術の心得があると思われる一般人と、上記の通り仮メンバーである五十嵐さくら1人。
これではフェニックスに対抗するどころではありません。
カルト集団であったデッドマンズに似た実態を持ちながらも、さくらがいなければ劇中最小勢力であるデッドマンズ残党のアギレラにも劣ると考えていいでしょう。
一方の科学力。こちらは一団体としては想像以上で、地下に基地を持ち、リベラドライバーを改良するほどの科学力を持っています。
ここから推察されるのは、狩崎が以前開発チーフであったフェニックス遺伝子科学研究所の元職員がメンバーである可能性です。
と言っても、改良した割にはコントロールが効かないまま悪魔を分離してしまうリベラドライバーをそのまま送りつけたり、その後のフォローが全くない辺りは狩崎には劣ります。
といっても、リベラドライバーがああいった仕様なのは、いざと言うときにさくらを御しやすくするためとも考えられますが…。
最後に
まだまだ謎の多いウィークエンド。
五十嵐家のウィークポイント(弱点)のさくらを執拗に勧誘するのは、文字通り五十嵐家を終わらせるためか。
私としては、ウィークエンド=週末という意味から、終末思想論支持者たちの集まりなのかと思ったりもしています。
悪魔による世界の終末を…だとしたら、悪魔との分離による人類の進化を望むフェニックスとは相容れないですよね。
と言っても、ギフが人類とは別の進化をした新人類であること。長官がデッドマンズと繋がり、ギフを利用しようとしていること。
を考えると、悪魔との分離ではなく人類の悪魔化こそが人類の進化だとしたら…。
仮面ライダーリバイスという物語がたった1人の男のマッチポンプなのかもしれません。
ウィークエンドのつもりが、なんだか赤石英雄の考察も少し入ってしまいました。
今回はここまで。
読んでいただきありがとうございました。
コマの書き散らし
好きなことを書いていく 特撮/オカルト
0コメント